スマイルMFTブログ

MFT(口腔筋機能療法)をしていない歯医者は時代遅れ?!

MFT(口腔筋機能療法)をしていない歯医者は時代遅れ?!

令和6年6月。歯科医療は口腔機能も診れないといけない時代に、大きく変わりました!

なので、MFT(口腔筋機能療法)をしていない歯科医院は、とうとう時代遅れになってしまうかもです!😱😱😱😱

 

本題の前に・・・

今回の話をする前にちょっとだけ聞いてください🙏🙏

先日、私のセミナーを久しぶりに受講してくださったある先生から、セミナー後にこんな感想をいただきました。

「かなり前に受けた講義からだいぶ内容がアップデートされていて、噛む・飲む・発音・呼吸の講義も受けたいと思いました。熊谷先生がドクター以上の知識や経験があり、素晴らしいと思います。」

嬉しい〜!!嬉しすぎる!!😍😭😍😭

ドクターに、いち歯科衛生士のことを、ドクター以上の…って言っていただけること。本当に嬉しすぎます😍

立場が違えど、認めてくださる先生の器の広さに、私はもう感動です🌟

そんな私が、今回も断言しますよ!!

  • 今までMFTやらなあかんねんけどなーなかなかなぁ。ってなっていたところ!
  • 万が一、MFT??ってなっているところ
  • どうやってしたらいいかわからない

ってなっている歯科医院は時代遅れになってしまいます😱😱

そうならないためにも、むし歯や、歯周病、噛み合わせだけでなく、口腔機能も診ていきましょう☝

1.保険でMFTできる対象者は?

MFTが保険でできるのは、0歳から18歳未満と、50歳以上の方です。

何なの??この年齢は!?って感じですが、これは保険のきまりです。

前にも「知らなきゃ損!MFTは保険ででできる!?」の動画でもお話ししていますのでこちら↓↓も見てみてください。

 

では、まずこの↓↓グラフをみてください。

縦軸がお口の機能が高い、低い。そして、横軸が年齢です。

0歳から18歳までに本来獲得しておかなければいけない機能が青色の実線ですが、今の子供達の口腔機能は緑色の点線のところで、口腔機能が未発達。そこの底上げを図るべく、できたのが「口腔機能発達不全症」。

そして、大人は20歳をピークに、悲しいかな口腔機能も下がっていきます。

下がったところをあげていきましょう。ということでできたのが、「口腔機能低下症」

それぞれの病名はちょっと微妙ですが・・・そこは置いといて・・・。

いくつかのチェックや、検査を行って、口腔機能の改善が必要と診断されれば、今は、保険で、MFTトレーニングを受けることができます。

そして、今までは月に一回しか受けられなかったのが、令和6年の保険改定で、月に2回トレーニングを受けることができる時代になったんです!つまり、口腔機能を診ることが必須になっていると言っても過言ではないくらいです。

私がMFTを始めたころからしたら、夢みたいなことです✨✨

2.口腔機能を診るとは?

私たちは口の周りの筋肉の機能を使って、食べる、飲み込む、発音、呼吸を行っています。

これ、正しくできているか!!ということが重要なんです。

多くの方は、これらを当たり前に行えていて、特に困っていることは少ないので、正しく行えていなくても全く自覚症状がないのです!!この自覚症状がないことが問題なんです!!

まずは、この正しくできているか!からチェックすることです。

正しいを知らなければ、異常に気づけないですからね。

3.口腔機能が正しく機能しているかのチェックポイント2つ

いくつかチェックすべきことは、ありますが…今回は2つお話しします。

1つ目、1番簡単なのは、

「あ」の口と「い」の口をしてもらうことです。

正しい「あ」の口は、こちら。

上下の前歯が見えている状態。

 

正しい「い」の口は、こちら。

上の前歯だけが見えている状態。

 

そして、2つ目もうひとつは、子供達だったら、お口を「い」ってしてもらって、「唾をごっくん!」と飲み込んでもらいます。

正しい飲み込み方は、ベロを上の顎につけて飲み込むのが正しいので、飲み込んだ瞬間に、ベロが前方ににょきーん!と出てきたり、唇を閉じてしまったらダメです!

正しい飲み込みができていないと判断することができます。

まずは、この2つをチェックしてみて、正しくできていなかったら、正しい動きをマスターすることが必要ですね。

そしたら、ほら!トレーニングをやらなきゃ!ってなりますよね??

そのトレーニングを今の時代は保険でもできます。ってことです。

 

そして、これやっててください。あれやっててください!!だけでは本当の指導ではありません!!

mftトレーニングは、指導してそれをきちんと評価してあげなければいけません。

指導者に求められるのは…

正しいトレーニングを理解し、評価して指導してあげることです。

そうじゃなきゃ、指導ではないですからね。

私の実感としては、MFTを求められている方も増えてきていて、YouTubeなどでトレーニングはできるけど、うまくいかなかったり、正しくトレーニングできているかを見て欲しかったり・・そしてトレーニングを、受けることができる施設が少ない!!ってことも感じておられます。

何だか、お尻叩かれている感ありますよね。

歯科医療従事者の皆さん!MFTを医院に取り入れるなら今ですよ〜👋

 

 

 

 

 

 

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