スマイルMFTブログ
大人こそ!MFTが必要
最近よくお聞きすることがあります。
「MFT(口腔筋機能療法)トレーニングの効果は、子どもさんだと歯並びが良くなるとか、目に見えて効果が期待できるけれど、大人は歯並びも変わらないし目に見えて効果が期待できない、トレーニングする意味があるのか?いまひとつ、わからない。」という声を。
今日は、子どもと大人、それぞれがMFTトレーニングをする意味についてお話しします。
1. 何のためにMFTを行うのか。
何のためにMFTを行うのか、それは、呼吸(息をしたり)、噛んだり、飲み込んだり、喋ったりすることを正しく行うためです。
MFTって何?という詳しい話は、宇宙一わかりやすいMFTの動画でお話ししています。
ちょっと質問です!
皆さんは、お口の周りの筋肉って使っていますか?
えっ??って感じで、あんまり意識して考えたことないかもしれませんね。
じゃあ、もう1つ。
皆さんは、歯がないと噛めないって思っていませんか?
もちろん、歯もないと噛めないです。けれどどんなに丈夫な歯があっても、この歯を動かしているのは筋肉です。
つまり噛むための筋肉が正しく動いていないと、正しく噛むってことができていないってことになります😣
この正しく噛むために、必要なお口の周りの筋肉のバランスを作り出すためのトレーニングが
「M・F・T」なんです。
MFTしたこともないし、聞いたことないって方も中には、いるかもしれません。
MFTをしなくても、生きていけます!だってMFTしていなくても現状困っていないから。
この間も、20代の方のお口の中を診たときに、あーこの方噛めてないなーって思ったんですね。
思わず、「食事の時、よく噛んでる?食べるの早くないですか?」って聞いたんです。
「今はいいかもしれないけど、正しく噛んで食べないと胃もたれしたり、胃腸に負担がかかってくるよ。」
って言いました。
そしたら、「えっ?!僕、めっちゃ、胃もたれするんですよ。だからか!」って😲
ほら、もう何かしらの症状が出てます😱😱😱
20代から胃もたれしているってダメじゃないですか?
若い時はいいんです。内臓も頑張ってくれますから・・でも頑張りすぎたら・・その分、早く壊すことにもなりますよね。
もちろん、その方には「これからの長い人生えらいことなるやん!」って言って、正しく噛むこと、噛み方についてお話ししました。
普段、噛んで食べるって言うことにあまり意識していないと、今回のこの方のように正しく噛めていないことから、胃腸障害が起きたり、正しく噛んでいないと口の周りに筋肉を変に使って、筋肉が疲労したり、硬くなったりするんです。
あ〜だめだ!これ以上詳しく話すと、止まらなくなりそうなので、正しく噛むってどういうことかは、次回以降でお話ししますね〜😀
2. 子どもと大人、それぞれMFTするとどういう効果が期待できる?
子どもはMFT(口腔筋機能療法)トレーニングすると、歯並びがよくなったりメリットはあるけれど、大人にはMFTをするメリットがあるのかわからないと思っていませんか?
子どもは成長期なので、お口の周りの筋肉が正しく機能していれば、歯並びがよくなったり、虫歯になりにくくなったりします。子どもは成長するのでMFTをすると、目に見えて変化していくのが早いし、わかりやすいんです。
じゃあ、大人は・・・もう成長はないですよね😣
けれど私たちの筋力、これは口もそうだし、身体の筋肉もですが、悲しいかな、年齢とともに落ちていくのです。
これはだれしもが一緒です。
その落ちていく機能が、がーんと一気に落ちるか、緩やかに落ちるかは、大人の時代をどう過ごすかひとりひとりにかかっているのです。
つまり大人は悪くならないように予防すること、現状維持のためにMFTをするんです。
3. 大人の方にこそ必要だと私が断言できる理由
人の一生の中で子どもの時期と、大人の時期だとどっちが長いですか?
あきらかに、大人の時期ですよね☝
MFTをするメリットって、
子どもは「良い成長ができる」大人は「良い状態を維持することができる」ということです。
そう考えると、維持していく方がはるかに長いですよね。
だから、長い人生大人こそMFTトレーニングが必要です!と、私は声を大にして言いたい!!
届け〜!!📢📢📢📢私の思い!!って感じですかね😀
正直に言えば、正しく呼吸、飲み込む、噛む、話すことができていれば、MFTは必要ないんですよ。
けれど正しく行えないことで悪影響がでることがあるので、今のうちからコツコツとMFTして予防しておきましょう。そして、良い状態を維持していきましょう!