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受け口改善!矯正前にMFT(口腔筋機能療法)トレーニング

受け口改善!矯正前にMFT(口腔筋機能療法)トレーニング

 

ジャーン!こちらの写真をみてください。

トレーニングをする前↓↓

トレーニングをしたあと↓↓

どうですか??これ!

MFT(口腔筋機能療法)トレーニングだけで受け口が改善されています。

以前に、「子供の受け口家庭での対策MFT」という動画で、1、2才のお子さんの受け口の改善の方法についてお話ししました。

今日は、子どもの受け口に関するお話し第二弾☝

受け口が気になるから、すぐに矯正しないといけない年齢と、矯正する前に受け口の改善をするトレーニングを先にすべき年齢があります。

今回は、そのタイミングとお口の状態を見極めて、トレーニングを行う注意点についてお話しています。

1.受け口になる原因

それは、遺伝と、環境。この2つです☝

一般的に歯並びは、遺伝が2〜3割、環境が7〜8割と言われています。

遺伝は、ご家族の方に受け口の方がいらっしゃったら、お子さんが受け口になってしまう可能性があるってことです。もう一つの環境に関しては、例えば下あごを突き出す癖があったり、ベロを前に出す癖があると受け口になる。

でも、遺伝だからって諦める必要は全くなくて、逆に遺伝は、もともと受け口になる可能性が他の人よりも高いってことがあらかじめわかっているのですから、下あごを成長させないようにすればいいのです。

今は、予防する方法はいくらでもありますから、予防できます。

でも、環境が原因だとしたら・・受け口になって、生え変わったら治るかも、ってどんどん成長してしまい気が付いてどないしよーってなってしまうのです。

そうならないためにも予防することが大事ですね😎

 

2. 矯正せずにMFTトレーニングをすすめる年齢は?

それは・・・ズバリ3才です。厳密に言えば、第二乳臼歯が生えてきている時とかは、ものすごくベストです!

その理由は、だいたい乳歯は2才半から3才くらいで全て生えそろいます。

その生えそろった時に、ある程度将来の噛み合わせが決まります。

つまり、決まった段階で、将来悪くなる可能性があるならば、それをどう治したり予防していくかが非常に大事になってきます。

そして、もうひとつは、受け口は早めに改善しておいた方がいい理由があります。これは、上のあごの骨は6才までに80%完成します。ということは3才から徐々に成長していって6才でピークを迎えます。でも、反対のままだと上の顎が成長しようとしても、下のあごが邪魔をするので、成長できなくなってしまいます😖😖

そんなことになったら、大事な成長の時間が使えなくてもったいないですよね??

なので、反対になった噛み合わせは早めに治しておいたほうがいいんです!

 

3.受け口対策MFTトレーニングの注意点

お家でできることのひとつは、以前に「こどもの受け口、家庭で対策MFT」の動画でお話ししています。

今回のお子さんの場合は、3才で歯並びが気になるということで来られました。

けれど、一番奥の歯がまだ完全に生えていなかったことと、お話ししているとベロが出てくるので、矯正治療ではなく、まずはMFTからしていくことをおすすめしました。

では、何をしたらいいか!ですよね。

もちろん、いつものようにまずは表情筋を動かすことが大事なので、「いあい」のトレーニングは絶対です!絶対やってください。

そして、ベロが前後に動いていて発音にも影響がありますし、ベロが前に出ると下の顎も前にでやすくなります。なので、ベロを前に出すようなトレーニング、例えば、スキニーと言ってベロを細長く前に出すトレーニングは避けるべきです。

そしてベロは、上下に動かして欲しいので、例えば「すいあげ」など上下に動かすようなトレーニングを中心に行なっていくことが大事です。

注意すべき点をまとめますね。

まずは表情筋をしっかり動かして動いたことが確認できたら、ベロを上下に動かすトレーニングをやっていくこと。

そして大事なポイントは、前に出すトレーニングは絶対に最初にやってはいけません。

なぜなら、前に出す癖があって今の歯並びになっているわけですから、わざわざ前に出すトレーニングを「今」してもらわなくていいのです。

皆さんもお口の中もよーく診て、始める時期、必要なトレーニングをしっかり選んでトレーニングしていきましょう。そうすることで結果はおのずとついてきます。

結果が出たら、もっとMFTが楽しくなること間違いなしです😊

 

 

 

 

 

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