スマイルMFTブログ
MFT(口腔筋機能療法)は何歳から何歳まで?
以前に、トレーニングを始めるおすすめの年齢のお話をしました。
そこでも少し触れましたが、今日は私がお伝えしているMFT(口腔筋機能療法)の対象年齢は、乳幼児から高齢者の方まで全世代です。その理由や目的についてお話しします。
1.MFTトレーニングの対象年齢は?
私の臨床経験からすると、MFTは「乳幼児から高齢者まで」全ての方が対象年齢です。
と、いつもお伝えしています。
一般的にネットとかで、よく言われるのが、小学校に入る6歳ころから、12歳臼歯と言われる奥の永久歯が生えそろう12歳ころが、適応年齢だといわれたりすることが多いのですが・・・😓
私も最初はそう思っていましたし、その通りに6歳くらいの子にしていました😥
けれど・・実際に日常の診療の中で、様々な年齢層の方のお口の中を診てきて思うのは、どのライフステージにもMFTは必要だなぁということ☝今も日々感じています。
うちの歯科医院では、日常の診療の中でいつもどこかで誰かが、MFTの話を伝えています👅
2. 乳幼児から高齢者の方まですべての方に必要な理由と目的
全てのライフステージでMFTを行う目的が違うからです
MFTを行うにあたって、私が考える乳幼児から高齢者まで、それぞれのライフステージの目的についてお話しします。
幼児期・・・正しい嚥下(飲み込み)・咀嚼(噛むこと)・呼吸・発音の基礎を身につける
学童期・・・小学校の頃。この時期はむし歯のない、きれいな歯並びの永久歯の完成を目指す
思春期・・・中学、高校生の頃。身体の変化を考えながら、より良い口腔内を完成させる
成人期・・・いかに完成された口腔内を維持していくか
高齢期・・・オーラルフレイルを予防していく
というと、よく聞かれるのが・・・「え??乳幼児から??」
そうです乳幼児からです。
MFTは何のために行うかそれは、人間が生きていくために必要な、呼吸したり、噛んだり、飲み込んだり、発音を正しく行うためにするんです。
ほら、三つ子の魂百までっていうじゃないですか!
正しく行えるようにするには、この時期、つまり学び始める時からも大事ですよね?
ただ、乳幼児は自分ではできません🙅
低年齢児、たとえば0歳児だと保護者が100%主体。年齢があがっていけばその割合が変わってくるということになります。
3. どこかのライフステージでトレーニングしたら、もうしなくていいか?
そして、よくあるのが、トレーニングっていつまでしますか?とか、一回トレーニングしたらもうしなくていいですか?っていう質問です。これもよく聞かれます。
私がいつも言うのは、MFTトレーニングは習い事と一緒です。例えばピアノを習っていたとします。
いつまでピアノ習ったらいいですか?とはきかないですよね?
私も、小さい頃から習わされていました。短大の頃なんて、教本何冊終わらしたことか??
でも、今はあの時バッチリ!アンプして弾けていたショパンの曲・・もう指動いてくれへん!😱😱
ずっと、続けていたらよかったって本当に思います。今はたまに弾いてますけど、超簡単なもの😅
MFTトレーニングも一緒だと思います。なんなら、他の習い事よりも生きるために必要なので一度しっかり習って細々と続けていくことが大事なのかもしれません。
だって365日、口って使わない日はないですよね。
どう使うかによって長持ちするかも決まります☝
筋力は使わないとすぐに落ちてしまう。そしたらですよ、トレーニングでコツコツ階段のように登って行っていたのに、1日しなかっただけで、スロープみたいに落ちてしまう😱😱😱😱
もう、そんなのもったいないじゃないですか?
だからこそ、毎日こつこつ何かしらのトレーニングを一生涯行う。そして、ご自身のライフステージにあったトレーニングの目標を立てて取り組んでくださいね。
もちろん、私も毎日何かしらのトレーニングしています。そして、新たなトレーニングも生み出していますから。また、みなさんにも紹介していきますね。
トレーニングは一生涯続きますよ〜